ダークエンジェル本間 vol.6
路地裏の皆さん、こんにちは!
GWも佳境に差し掛かっていますが、いかがお過ごしでしょうか?
アームバランスのアドバンスクラスも大好評のうちにスタートする事ができました!
本当にありがとうございます。
毎週水曜13時、日曜15時(第3日曜日を除く)から開催していますので、ぜひお気軽にご参加下さい☆
さて、今日は白砂糖について少しお話しします。
ここ10年ほど、僕は白砂糖をとっていません。
元々は超絶甘党で、朝食は源氏パイとバニラアイス、昼はポンデリングを頬張り、一晩でカントリーマァムのファミリーパックを余裕で空けちゃうほどでした。
白砂糖に依存しているような生活を続けるうちに、疲れやすく、頭は常にどんよりもやがかっているような状態が続きました。
そんなおり、ある方から「生活改善してみれば?」というアドバイスを頂きました。
その方とは、僕の歌の先生です。
20代の前半にロックバンドで歌っていた事もあって、その頃から長年師事している方です。
「体が楽器」と言われるように、歌とは全身の微細な感覚をコントロールして行われる、ある意味ではスポーツに近い側面があります。
歌の上達を望むのであれば、音感や発声トレーニング以上に、体のメンテナンスが必須と言えるでしょう。
歌に関して伸び悩んでいた僕を見兼ねて、先生から「生活習慣改善指令」を下されたのでした。
白砂糖絶ちはその一環です。
古代中国を基とする陰陽論では、食品は精製されればされるほど体を冷やすと言われています。
原料のサトウキビから数度の過程を経て精製された白砂糖にまみれていた当時の僕の体は、さぞやガチガチに冷え切っていた事でしょう。
こうして始まった白砂糖抜きですが、これが予想を上回る過酷さでした。
長年白砂糖漬けの生活を続けるうちにすっかり依存体質となっていた僕は、甘味を求めて目が血走り、手足は震え、奇声を発しながら悶絶するという奇行を繰り返すようになりました。
流石にこれは辛すぎると考えた僕は、代替療法を思いつきました。
これまで白砂糖で摂取していた甘味を、全て黒砂糖(精製過程の少ない砂糖)やてんさい糖(大根が原料の砂糖)、フルーツなどで補うという方法です。
どこへ行くにも黒砂糖の塊とレーズンを持ち歩き、甘味を欲したらそれをボリボリかじって心を落ち着ける、どうしても我慢ができなくなったらハチミツやメイプルシロップをちゅうちゅう吸う、
最初はかなり苦しかったですが、慣れてくるとそれで十分と思えるようになりました。
体から白砂糖が抜けてくると、劇的な変化が生じました。
体は軽くなり、思考は常に明瞭、自分の思い通りの声で歌えるようになったのです。
これまで眠っていた潜在能力が新たに解放されたような感覚とでも言うのでしょうか。
そこから食事に気を使うようになり、陰陽論も深く学ぶ事で、今では体調を崩す事などほとんどありません。
そうした「体のメンテナンス」という発想からヨガに行き着く訳ですが、それについてはまた後日お話しします。
ある意味、僕のヨガの原点はこの白砂糖絶ちにある、と言っても過言ではないのです。(白砂糖が全て悪、と言ってる訳ではないです。)
体のとどこおりを流し、自分自身とクリアに向き合うためには、食事の改善がとても重要になります。
いきなりマクロビやヴィーガンとなると負担も大きいので、間食で食べていたお菓子をフルーツなどに置き換える、調理に使っていた白砂糖をてんさい糖に変えるなど、少しずつ量を調節していくのから始めると良いかもしれませんね。
ご興味おありの方は、無理のない範囲でぜひお試し下さい。
それでは今日はこのあたりでお暇します。
この1日が皆様にとって素敵な1日でありますように☆
地元の近くにあるマクロビカフェ、nukunukuさんより